ギターは生涯できる趣味です
〜 ギターの習得は、 自転車の運転 にとても似ています 〜
え?どこが似ているの?
早速、あなたの疑問に丁寧にお答えしていきましょう!
結論から言います 。 1度覚えてしまったコード(音のかたまり)でコード譜(音のかたまりを分かりやすく表示した譜面)を使いながら弾き語り程度まで弾けるようになったとします。そして、忙しさやなんらかの理由でギターから離れてしまった場合でも短期間で再び弾けるようになるのです。
それがギターなのです!
自転車は乗りこなすまでが最も大変で転んで擦り傷、青あざを作った方もいるでしょう。それでもその乗り方は生涯忘れることはないのです。ギターもこれにとっても良く似ています。
これに対し、ギターと並んでポピュラーな楽器、ピアノはどうでしょう?こちらは弾き方を忘れてしまう筆頭なんです。なぜならピアノはコードで弾くという練習をあまりやらないことが多いからなのです。特にクラシックのレッスンを受けた指導者から習うとコードが分からないことがほとんどです。また、ピアノは、コードを押さえる位置も複雑になり、コードを弾くにはいささか苦労する楽器でもあるからなのです。
ギターには大きな利点があります。
ギターはネックを左右にずらす、またはカポタスト、通称カポを使うだけで転調(カラオケでもよくやる Key の変更)も容易に出来てしまいます。覚えたコード進行をそのままの形で、自分の声の Key や一緒に演奏してくれるボーカリストの Key に簡単に対応することができます。
また、壁やギタースタンドに立てかけてあるギターを手に取れば、いつでもとっても簡単に演奏をスタートできることもできます。座ったままでもあぐらをかいたままでも弾けちゃいます。これに対してピアノはよっこいしょと椅子に向かい、椅子に座って蓋を空けるというめんどくさい準備をしなくてはいけません。めんどくさいですよね。
初心者の女の子も独学で学べちゃいます!
最近、高校生になる今時のファッションで身を固めた姪っ子がギターを購入したそうです。体験レッスンにも行ったのですが、先生との相性が悪かったせいかすぐ辞めてしまいました。そこでインターネットの登場です。いろいろとアップされているYoutubeを見てそれだけでコードを使った弾き語りができるようになりました。難しいとされている F コードもクリアし、いまでは毎日のようにギターを伴奏に歌っているそうです。ちなみにかかった時間は3ヵ月くらいでしょうか。意外と短いですよね。どうです?ギターを弾けるようになる道がみつかりそうじゃありませんか?
ところで、彼女がどんなギターを購入したかというと、鉄弦のアコースティックギターとナイロン弦ギターとで迷ったそうですが、ナチュラルな響きがあり弾き語りにも最適なナイロン弦ギターを購入したそうです。いいですねぇ〜分かってます!
鉄弦のアコースティックギターだけがポップスやロックを弾くのに適しているギターではないのです。ナイロン弦を貼ったギターもどんなジャンルだって弾いてもいいのです。
トップ・プロもナイロン弦ギター!
圧倒的な歌の上手さで多くの人々を魅了する玉置浩二さん、彼は類まれなる優れたボーカリストですが伴奏や作曲には必ずナイロン弦ギターを使うそうです。他にもナイロン弦ギターを愛用しているプロシンガーは大勢います。気軽に手に取って抱えて弾けるギター、そしてその中でもナチュラルに響くナイロン弦ギターは、歌を邪魔することなく美し鳴ってくれます。
また最近流行りのウクレレ。実はこちらもナイロン弦を使っています。ナイロン弦ギターと同じ材質の弦を使っているのです。ウクレレも弾き語りをするには手軽な楽器ですが、音の迫力、響きの美しさなど、圧倒的にギターの方が音楽の幅が広がるし、弾けるようになったときの喜びも格段に違います。
いかがですか、こんなナイロン弦ギター、
使ってみたくなりませんか?
自転車のように一度覚えてしまえば生涯できる趣味がギターなのです。そしてナイロン弦ギターは、甘く優しい響きから、激しいフラメンコギターのサウンドまで自由自在に弾くことができます。
なにか趣味が欲しい、
そんな風に考えていらしゃる方
是非ともお薦めしたいです!
ギター習得のための早期スタートの勧め
ギターを始めるなら早い方がいい
ギターを趣味として定年後にやり始めようかなぁ〜と思っていらっしゃる方もいると思います。
それちょっと待って下さい!
とっても、もったいないです。
定年してから趣味を見つけて始めようかなぁ〜楽器でもやろうかなぁ、ギターがいいかなぁと考えていらっしゃる方、今すぐ始めるべきです。ギターショップだから言うのではないのです。ギターは思っていたよりも弾けるようになるまで
敷居が低く、弾き語り程度は短期間で習得できます。でもそこでストップしてていいのでしょうか?
ギターリストあるあるなんですが、ギターを始めてから初級者を脱するまでは容易いのですが、中級者の期間が異様に長いという現象が多々あるのです。中の下くらいまでは、だいたい進めます。一生懸命やって頑張って練習して中の中。中の上に進むには予想を遥かに超えた練習量が必要になります。この中級者を永遠に脱することなく人生が終わってしまうことも少なくありません。
そんなにギターを極めなくてもいいんじゃないの?という声も聞こえてきそうですが、どうせやるなら圧倒的に上手くなった方が楽しいじゃないですか。そうなれたら自信を持って人前で演奏もできるだろうし、人生の張り合いももっともっと出てくると思います。
タレントのビートたけし氏が、
『趣味は、定年後にするのではなく、
人の目を盗んでその時間でやるものだ』
と言っておりおりました。これとっても共感します。忙しい毎日の中で、時間を作ってちょっとでも早くスタートすることが上達への早道でもあります。そんな時間、ないよぉ〜とおっしゃる方、このサイトを今すぐ閉じて、気に入ったギターを探して購入しちゃってください。そして早速練習をスタートしてください。
ほら、時間あるでしょ!?
まあ、ちょっとした冗談ですけれど、時間って作ろうと思えばいくらでもできるものです。迷っている時間も楽しいのは知っております。それでも行動してしまう方を絶対にお勧めします。なぜなら、もっと楽しい時間が早く、たくさんできるのですから!行動しない手はありません。
もし、どんなギターがいいかで悩んでいるのであれば、ナイロン弦ギターをメインに販売している Spain Guitar Online Shop にお問い合わせ下さい。人によってはナイロン弦ギターではなく鉄弦のアコースティックギターをお勧めする場合もございます。できるだけ、みなさまのご要望に応じた提案をさせていただきたいと思っております。
ナイロン弦ギターの可能性
ところで、ナイロン弦が張られているギターにはクラシックギターとフラメンコギターの2種類があります。その中で フラメンコギター は、フラメンコというジャンルの音楽を弾くためだけのギターではないことをお伝えしたいのです。フラメンコギターがフラメンコというジャンルを弾くためのギターである、というのはとっても大きな誤解で、全くその通りではないのです。(※なお、ナイロン弦を張られたギターは、俗にガットギターとも呼ばれています。)
例えば、みなさんよくご存じのスチール弦(鉄弦)のいわゆるアコースティックギター。このギターを使って演奏される音楽のジャンルは多様です。ブルース、ロック、フォーク、ポップス、さらには、フラメンコ調の音楽など、どのような音楽であっても奏でることができると共に、スチール弦特有の雰囲気を醸し出した音楽となります。
フラメンコギターも全く同じ理屈であって、これに限定されるものではないのです。
基本的にはフラメンコというジャンルの音楽のために作られそれを演奏するのに非常に適しており、楽器固有のトーン、雰囲気というものは持ち合わせているものの、ジャンルによる制限などないのです 。 事実、フラメンコギターを用いてクラシックギターの曲を奏でたり、ボーカルの伴奏用に用いるミュージシャンも少なくありません。
ガツガツと激しいリズムを刻ませたら右に出るほどはないくらいカッコいいサウンドを奏でられます。
VIDEO
※ナイロン弦ギターとアコースティックギター(スチール弦ギター)との素晴らしい共演 ( "Red Dust & Spanish Lace" by アコースティック・アルケミー )
誰も教えてくれない
フラメンコギターの大きな特徴
さらにフラメンコギターには他のギターにみられない大きな特徴があります。それは、基本的な設定において、弦高が非常に低く左手の押弦、運指がとてもやりやすいのです。また、右手も訓練次第では他のアコースティックギターよりも早く動かせることができます。ピックを持って弾くこともできますし、この弦高の低さが高速プレイも可能にしてくれます。
独特な美しいコードの響き方もフラメンコギターの特徴の1つでしょう。使用できる弦は、 クラシックギター用のもの から、 フラメンコギター用のもの まで多彩です。 基本的には、ナイロン弦を用いるのが主流ですが、演奏する曲の雰囲気を変えたり、弾き手の感性、タッチの好みに応じて フロロカーボンなどの異なる素材からなる弦 も一般的に使用されています。
そして、いわゆるスチール弦よりも表情を付けやすいのが、ナイロン弦と言えるかもしれません。ただ単にかき鳴らすばかりではなく、感情表現を巧みに操ることができるのがフラメンコギターの1つの特徴でもあります。
スペイン製のフラメンコギターは、一人の製作家や少人数の工房で製作されることが多いため、ネックの長さやボディーの大きさもユーザーに寄り添った設計が容易です。工房によっては、これまでの伝統に縛られることなく革新的なデザインや機能を常日頃から研究し、非常に個性的な唯一無二といってもよいフラメンコギターを製作しています。
多様性の時代、個性の時代、そのような時代の要請やプレイヤーの要望に極限まで寄り添い、さらには新しい可能性をも提示しています。
アンダルシアンギター
(Andalusian Guitars® )
究極のナイロン弦ギター
アンダルシアンギター は、スペインのアンダルシアン地方に伝統的に伝わるギターではありません。
このように誤解されていることが多々あるのですが、正確には、伝統を守りながら打破していく温故知新を体現した全く新しいタイプのフラメンコギターブランドなのです。
つまりアンダルシアンギターとは、ブランド名なのです 。Fender、Gibson、Martinなどと同じです。
非常に個性的で唯一無二の存在のアンダルシアンギターは、奇をてらったものを製作するブランドではなく、様々な伝統工法を研究し、さらには新しい実用的なアイデアを考案しつづけ、多様化した時代の要請、さらにはそれを先取りしたギターを製作する極めてユニークなブランドです。
アンダルシアンギターは、世界一難度の高い音楽だともいわれるフラメンコを演奏するためのフラメンコギターを基本としながら、ジャンルレス、ボーダーレスな音楽や時代に即した音楽を奏でられるよう、柔軟にかつ大胆に設計されたナイロン弦ギターを次々と生み出しています。
この アンダルシアンギター は、どのようなジャンルの音楽であってもその中心となる位置で音を奏でられるだけのポテンシャルを持ち合わせています。
それはサウンド、音色、音量といった音楽的なファクターはもちろんのこと、大胆なデザイン、カラーといった視覚的な効果においてもオーディエンスを魅了できる唯一無二のナイロン弦ギターなのです。
ヘッドの形状、外観を見ただけで、アンダルシアンギターだね!と一瞥して分かるほどの強烈なインパクトを持っています。ギターの内部を覗き込んでラベルを見るまでなんのギターなのか分からない、などということはありません。
楽しく音楽をやるためには人の影に隠れていてはもったいないのです。率先して前にでてこそ楽しみが何十倍にも膨れ上がってきます。
そして美しいカラーリングのアンダルシアンギターは、毎日の生活を明るく楽しくもしてくれます。花瓶に飾られた美しい花のように毎日に潤いを与えてくれます。
当ショップでは、この アンダルシアンギター を軸としながら、優れた楽器であるフラメンコギターを多くのプレイヤーにご紹介し、試していただくことで、プレイヤーのみなさまが自らの手で新しい世界の扉を開いていくお手伝いをできたらと心より願っております。