【”Tablao”Blue Labelの開発コンセプトと想定されるユーザー】
Solera Flamenca より新製品として登場した”Tablao”Blue Labelは、ソロ用フラメンコギター弦 Green Label, 伴奏用フラメンコギター弦Orange Labelとは少し異なるコンセプトを持っています。
簡単に言ってしまえば、ビセンテ・アミーゴ”Alma”も含め、ギタリストの手とギター本体を弦の張力から守るというのがこれまでのコンセプトでしたが、現在ではナイロン弦ギターの1つの主流ともなっているカーボン弦を用いて、これまでとは逆にテンションを強くしたのが”Tablao”Blue Labelです。
これまでのコンセプトに納得して下さっているユーザーの方にはGreen LabelまたはOrange Labelをお薦めします。少しテンションが足りないなぁ、もう少し欲しいなぁと感じているユーザーの方にはこの”Tablao”Blue Labelを試して頂きたいと思います。
また、以下に記した特徴を参考にしていただくことで、Green Label、Orange Labelの完全なアンチテーゼにはなっていない点も参考にしていただければと思います。
【”Tablao”Blue Labelの詳細な特徴】
”Tablao”Blue Labelが大変面白いのは、カーボン弦を採用するにあたっていくつかの工夫がなされている点です。通常ですと1〜3弦をカーボン弦とするのがセオリーなのでしょうが、”Tablao”Blue Labelでは、より自然でナチュラルなサウンドを求めて、1、2弦をナイロン弦としながら、これらと相反することなく自然な鳴りになるような特殊なソフトカーボン弦を3弦に用いています。また、1、2弦とのバランスとを考慮して3弦の太さを2弦と同一にしております。さらに、低音弦には特殊合金を含有させることで、これまでのセットよりも10%張力をアップさせています。
これにより、ナチュラルなサウンドを維持しながら、オールカーボン弦を使用することによる過剰な張力の発生に対する問題を回避することを達成しています。さらに、ややアンバランスになる 3 弦の張りと音量のバランスを満足させるフラメンコギター弦とすることに成功しています。また、テンションの高いナチュラルサウンドを求めながら、オールカーボン弦にすることに起因するテンションの強さよる手指の健康被害も回避できていることも特筆すべき利点だと思います。
【Tension Type】
Hard
【生産国】
スペイン
【特徴】
・Third string (G) “Soft Carbon”
・Hard tension
・Flexible touch
・Natural sound
・Excellent feel
・Long life
| “acompañamiento” (Orange Label) |
|---|
| 材料(Mateial) | 直径(Diameter) |
|---|
| | | (mm) | (inches) |
|---|
| E(1弦) | Nylon FLEX | 0.73 | 0.029 |
| B(2弦) | Nylon FLEX | 0.85 | 0.033 |
| G(3弦) | Soft Carbon | 0.85 | 0.033 |
|---|
| D(4弦) | Bordón INOX | 0.72 | 0.028 |
|---|
| A(5弦) | Bordón INOX | 0.88 | 0.035 |
| E(6弦) | Bordón INOX | 1.08 | 0.043 |
※INOXとは、ステンレス鋼のことです。
【ガットギターについて】
当ショップでは、いわゆる鉄弦のアコースティックギターに対して、クラシックギターおよびフラメンコギターを総称してガットギターと呼称し、このガットギターで使用される弦をガットギター弦と呼ぶ場合があります。一般的な認知度はあまり高くないが、軽快でとても弾きやすいフラメンコギターを様々なジャンルのプレイヤーに使用していただきたく、このような呼び方も併用して用いております。