★TOKYOハンドクラフトギターフェス2018★
★出品作品★
★完売致しました!ご購入ありがとうございました。★
★若手日本人製作家による意欲作
【スペック】
・生産国:日本、長野県
・表面板:ジャーマンスプルース単板
・裏板&側板:インディアンローズウッド単板
・指板:黒檀
・ネック:マホガニー
・ナット:ボーン
・サドル:ボーン
・糸巻:マシンヘッド
・ブリッジ:ローズウッド
・ゴルペ板:あり
・塗装:トップのみセラック塗装(フレンチポリッシュ仕上げ)、それ以外はラッカー塗装
・サウンドポータル:有り
・ナット幅:52mm
・弦高(12フレット):3.0mm[6弦]〜2.6mm[1弦]
・1弦〜6弦間の幅(ブリッジ側):55mm
・弦長:650mm
・ボディ厚(ヒール):95mm
・ボディ厚(底):102mm
★オール単板モデル★
・ハードケース付き
・今回は、なんとあのアメリカの物理化学者、分子分光学者である
マイケル・カーシャ(Michael Kasha)博士が提唱したアコースティックギター、クラシックギターのための理論、いわゆるカーシャ理論に基づいて設計されたカーシャスタイルのギターです
・カーシャスタイルのギターは、ブレイシングとブリッジに特徴があり従来までのトラディショナルなクラシックギターなどと比較してサウンドクォリティが格段に向上する画期的なギターです
・角南氏によるカーシャスタイルのギターは、ブレイジングに師匠であるボアズ・エルカヤム(Boaz Elkayam)が施したチューニングをトレースしたものを使用しています
・このカーシャスタイルのギターは、ブレイジングの複雑さから製作者泣かせで有名であり制作に非常に労力を必要とするギターでもあります
・完璧なまでの木工製作技術に、ボアズ・エルカヤムの魂を注いだ1本です。ここまで、見事に作り上げるのは、さすが日本の職人と言わずにはいられません。
・肝心のサウンドですが、甘いトーンでもありながら歯切れも素晴らしく、クラシックギターとしてもフラメンコギターとしてもどちらでもその特性を十分に発揮してくれます
・いわゆる従来の両用ギターとは明確に異なり、どっちつかずのサウンドというマイナスイメージはなく、弾き手のスタイルに柔軟に対応してくれます
・私の試奏したインプレッションとしては、各弦の音の分離が極めてよく音が伸びることからかき鳴らしを永遠に続けたくなるというのが一番の感想でした
・また、ボディの鳴りが素晴らしくサウンドポータルを付けたことによって返しの音も明瞭に演奏者に伝わってきます
・フラメンコギター、クラシックギターとしては、もちろん、ロックやポップスなど幅広いジャンルに対応可能です。製作者、角南裕平氏は、フラメンコだけではなく、J-ロックやJ-ポップにもフォーカスしたサウンド設計をしております。歌を邪魔しないサウンド、歌を邪魔しないが奥まらず主張するサウンド、バンド・サウンドでも埋もれないサウンド、ソロとして色気のあるサウンド。これは角南ギターに共通した特徴でもあります
・試奏にいらして角南ギターを是非とも体感してください。
・角南ギター、角南裕平氏に関するブログ記事です!ぜひご一読下さい。